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テレワーク時代のコミュニケーションに顔写真は不要なのでは無いか

コロナ禍に伴い、弊社も昨年2月以降完全在宅勤務となっており、僕自身ずっと自宅で仕事しています。で、同僚とはSlackやSNSでやり取りすることがほとんどなんですが、同僚について顔ではなくてアイコンで認識しているな、と改めて気づきました。

結果、テレワーク時代のコミュニケーションに顔写真は不要なのでは無いか?と思ったわけです。以下に理由を書きます。

個人を判断できる画像であれば顔写真である必要は無い

コミュニケーションするときに、それが特定の誰かであることを判断するためにSlackやSNSにはアイコン設定があるのですが、逆に言えば判断さえ出来れば何でもいいんです。そして実は顔写真のほうが判断しづらい。

顔写真アイコンを視るとき、別に顔を見ているんじゃなくて、服装や背景や全体的な色味、あとは構図で区別していて、顔をじっくり見ているわけじゃないんですよね。正直に言えば同じような服装で同じような色味で取られた顔写真は判別が出来ません。全部同じに見えちゃう。

むしろ、自分の好きな動物だったり、自分の好きな絵やキャラクターだったりをアイコンとして使っていたほうが(かぶらない限りは)特定個人の判断が容易です。例えば弊社にはナマケモノをアイコン画像に使っている社員がいるのですが、ナマケモノは社内に1人だけなので、すぐにその社員であると特定できます。こっちのほうが便利です。

そもそも顔写真は美化されたものが使われる

オンライン会議がすっかり普及した昨今、社内外の方と毎日オンライン会議をしていますが、事前に確認していた顔写真とオンライン先の相手の顔が一致しないことって、正直よくありません?僕はあります。オンライン英会話の先生は特にそうです。

多くの人がそうだと思いますが、顔写真をパブリックに出す場合、より美しいもの、見栄えが良いものを使いたいと考えます。結果、一番見栄えが良い構図で一番美しく見えるライティングで撮影し、色彩やコントラストを調整して、どんどん美化された顔写真を使いがちです。

そうすると、実際に対面した場合、そこにギャップがあり、すぐに顔写真と本人が一致しない状況が発生します。であれば、別にアイコンって顔写真じゃなくて良くないですか。どうせギャップがあるんだから。

自分自身でさえ自分の顔をずっと見ていたくない

外見が洗練されたイケピープルの皆さんは自分の顔が好きかもしれませんが、僕はそうではないし、僕みたいな人が多数いることを経験上知っています。SlackやTwitterでレスするたびに自分の顔写真がタイムラインに載るなんてうんざりします。アイコンを顔写真にしなくて良いのであれば、そんなストレスとはサヨナラできます。

名前さえ無くてもコミュニケーションに困らない

僕は長くネットコミュニティに所属していたので、「smokeymonkey」または「すもけ」という呼称が確立しており、社内でもそう呼ばれることがあります。僕から見た同僚も同様で、本名よりハンドルネームのほうが特定個人のイメージに直結する場合があります。

特定個人を示すものであれば、それが本名でなかったとしても、別にコミュニケーションに支障が無いと僕は思います。実際あだ名は日本では一般的に使われますし、海外でもニックネームを通称としている企業は多数あります。であれば別に本名である必要もないですよね。

まとめ

もちろん、顔写真を使うことのメリットもあります。言えば顔を売ることもキャリアプランの中では大事ですし、ビジネスパートナーや顧客との付き合いの中では顔を見せることが信用に繋がることもあります。でも企業などのクローズドなコミュニティでは、顔写真はコミュニケーションにとって必須ではないし、それを強制することもストレスを誘発する原因になってしまいます。

よく社内Slackは顔写真を使わせるみたいな企業ルールがありますが、僕は意味を感じませんし、顔写真よりも特定個人に紐ついたイメージを使ったほうが、コミュニケーションを活性化させると思います。



早川書房 (2020-07-02T00:00:00.000Z)
ジェイソン フリード(著), デイヴィッド ハイネマイヤー ハンソン(著), 高橋 璃子(翻訳)

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