Ruby開発環境を作る on 初めてのMacBook
生まれて初めて触るMacBookに戸惑いつつ、開発環境についてFacebookで相談してみて、いろんな人のご意見を頂いた結果、
- すぐに触れる環境としてOS Xの中でrbenv + ruby-build + gitの環境を作る
- ミドルウェアのような環境丸ごと試したい場合はVagrant
まずはrbenv + ruby-build1 + gitの環境を構築してみました。
Homebrewのインストール
rbenvなどはHomebrewを使ってインストールします。
まずはHomebrewに必要なJavaとCommand Line Tools for Xcodeをインストールします。僕の環境の場合javaは既にインストール済みでした。
$ java -version
java version "1.6.0_65"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_65-b14-462-11M4609)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.65-b04-462, mixed mode)
AppleのDevelopersサイトから「Downlads for Apple DevelopersからCommand Line Tools (OS X Mountain Lion) for Xcode - October 2013」をダウンロードしインストールします。
次にHomebrewをインストールします。公式Webサイトに記載の通り、以下のコマンドをTerminalで実行します。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go/install)"
インストールされていることを確認してみます。
$ brew doctor
Your system is ready to brew.
$ brew -v
Homebrew 0.9.5
これで下準備は完了です。
rbenv + ruby-buildのインストール
rbenvとruby-buildをインストールします!
$ brew install rbenv ruby-build
初期設定します。.bash_profileに以下を追記します。
$ echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.bash_profile
$ source ./.bash_profile
rbenvからインストール可能なrubyを確認します。
$ rbenv install -l
Available versions:
1.8.6-p383
1.8.6-p420
1.8.7-p249
…
それでは1.9.3系で現時点で最も新しい1.9.3-p484をインストールしてみます。
$ rbenv install 1.9.3-p484
Downloading ruby-1.9.3-p484.tar.gz...
-> http://dqw8nmjcqpjn7.cloudfront.net/8ac0dee72fe12d75c8b2d0ef5d0c2968
Installing ruby-1.9.3-p484...
Installed ruby-1.9.3-p484 to /Users/smokeymonkey
/.rbenv/versions/1.9.3-p484
確認してみます。
$ which ruby
/Users/smokeymonkey/.rbenv/shims/ruby
~/.rbenv/shimsの下のrubyを見てますね。
使うための設定です。三種類あります。
- global .. システム全体で使う。
- local .. そのディレクトリ以下で使う。
- shell .. そのシェルのみで使う。
$ ruby -v
ruby 1.8.7 (2012-02-08 patchlevel 358) [universal-darwin12.0]
$ rbenv shell 1.9.3-p484
$ ruby -v
ruby 1.9.3p484 (2013-11-22 revision 43786) [x86_64-darwin12.5.0]
切り替わりました!
gitのインストール
brewからgitをインストールします。
$ brew install git
簡単な初期設定だけ行います。
$ git config --global user.name "YOUR NAME"
$ git config --global user.email YOURNAME@yourdomain.com
$ git config --global color.ui "auto"
まとめ
とりあえずrubyのバージョンを切り替えつつコードが書ける環境は出来たので、次は仮想環境をセットアップしたいと思います。
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