「第1回 アジャイル札幌」に参加してきた
第1回 アジャイル札幌に参加してきました!
開催スタッフの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!楽しい時間を過ごさせて頂きました。
そもそもソフトウェア開発に携わっていないのと、なんとなく「アジャイル」という単語には小難しそうなイメージがあり、ずーっと避けて通っていたのですが、[リーンソフトウェア開発と組織改革]を読んだことで興味が発火。タイミングよく勉強会が開催されるなんて非常にラッキーでした。
内容としてはセッションが2本
・@sandinistさん:「Step by Step Agile」
・@niku_nameさん:「アジャイルな私と皆さん」
その後ワールドカフェ形式で、5,6人の小グループとなって机を囲み、マインドマップのような形でアジャイルについて色々と話し合いました。
セッションは、お二人とも「アジャイル開発とは?」+「自分のチームが取り組んでいるアジャイル開発」という形式。アジャイル自体よくわからない状態であった僕にとってはそれぞれ前半も勉強になりましたが、やはり後半の、お二人のプラクティスが非常に参考になりました。
@sandinistさんの「KPT方式だと、TryがProblemの解決方法しか出てこないからKPTH(Keep, Problem, Try, Happy)にした」というお話は凄く良かったです。コレは僕も毎回悩むところで、以前LOCALのささきさんが「Tryって夢を語るところじゃないの?」って言ってたんですけど、どうしてもProblemの為のTryばっかり出てきちゃうんですよね。なのでいっそのこと「夢を語るHappy」を設けるというのは良い案だと思いました。今度真似してみよう。
@niku_nameさんも実例のお話だったのですが、実際にチケット数やWikiページ数が増えていったという効果を目で見れる形で提示してくれたのは良かったです。Wiki、チケット、朝会、かんばんボード...こういったツールや仕組みというのはもちろん便利なのでしょうが、結果的には「改善の熱意」がチームメンバーに伝わったこと、そういった「意識改革」の表れがチケット数やWikiページ数に出てるんだろうなぁと思いました。
最後のワールドカフェは参加者の熱い気持ちがぶわっと固まった良い話が出来ました。僕としては同じチームに@y_ogagagaさんがいたこともあってだいぶ話しやすかったのですが、チームメンバー皆がそれぞれに今感じていること、問題だと思っていること、これからやっていきたいことをそれぞれ率直に話してとても良い雰囲気でした。僕がいたチームだけじゃなく、全体が非常に熱気がありました。こういうディスカッションはすっごい楽しい。
全体を通して僕が感じたのは、まずチームとして改善を意識して仕事をしている人たちがとても輝いているというか、ポジティブな姿が素晴らしいと思いました。僕は普段一人プロジェクトで仕事をすることが多いので、なかなか共同作業をする機会が無いんですよね。なのでプロジェクトに対してチームで対応し、その中でチームが幸せになれるように様々な改善方法にチャレンジするというのは、とても楽しそうで羨ましかったです。
それからアジャイルなソフトウェア開発というのは、旧態のソフトウェア開発が組織視点(企業が改善したいことを、企業として要件定義し、企業が開発する)であるとすれば、アジャイルなソフトウェア開発は人視点(顧客担当者が改善したいことを、顧客担当者と開発者が一緒になって要件定義して、顧客担当者と直接接する開発者が開発する)ということなのかなと思いました。開発の現場が(様々なツールや手法やコミュニケーションによって)改善されてスピードアップする、その結果顧客担当者の要求にも迅速に対応できる、そうすれば開発側も顧客側も幸せになれるよね、という感じかなと。リーン本に書いてあったとおり、結局は「人こそすべて」なんですよね。ソフトウェア開発者に限らずIT技術者というのは、機械と仕事しているわけじゃなくて、人と仕事をしているんだと、そこは間違わないようにしたいと思います。
最後に、ワールドカフェで同じチームだったアンベさんが熱く語った「Agile="想い"」という言葉が非常に印象に残りました。覚えておきます。
開催スタッフの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!楽しい時間を過ごさせて頂きました。
そもそもソフトウェア開発に携わっていないのと、なんとなく「アジャイル」という単語には小難しそうなイメージがあり、ずーっと避けて通っていたのですが、[リーンソフトウェア開発と組織改革]を読んだことで興味が発火。タイミングよく勉強会が開催されるなんて非常にラッキーでした。
内容としてはセッションが2本
・@sandinistさん:「Step by Step Agile」
・@niku_nameさん:「アジャイルな私と皆さん」
その後ワールドカフェ形式で、5,6人の小グループとなって机を囲み、マインドマップのような形でアジャイルについて色々と話し合いました。
セッションは、お二人とも「アジャイル開発とは?」+「自分のチームが取り組んでいるアジャイル開発」という形式。アジャイル自体よくわからない状態であった僕にとってはそれぞれ前半も勉強になりましたが、やはり後半の、お二人のプラクティスが非常に参考になりました。
@sandinistさんの「KPT方式だと、TryがProblemの解決方法しか出てこないからKPTH(Keep, Problem, Try, Happy)にした」というお話は凄く良かったです。コレは僕も毎回悩むところで、以前LOCALのささきさんが「Tryって夢を語るところじゃないの?」って言ってたんですけど、どうしてもProblemの為のTryばっかり出てきちゃうんですよね。なのでいっそのこと「夢を語るHappy」を設けるというのは良い案だと思いました。今度真似してみよう。
@niku_nameさんも実例のお話だったのですが、実際にチケット数やWikiページ数が増えていったという効果を目で見れる形で提示してくれたのは良かったです。Wiki、チケット、朝会、かんばんボード...こういったツールや仕組みというのはもちろん便利なのでしょうが、結果的には「改善の熱意」がチームメンバーに伝わったこと、そういった「意識改革」の表れがチケット数やWikiページ数に出てるんだろうなぁと思いました。
最後のワールドカフェは参加者の熱い気持ちがぶわっと固まった良い話が出来ました。僕としては同じチームに@y_ogagagaさんがいたこともあってだいぶ話しやすかったのですが、チームメンバー皆がそれぞれに今感じていること、問題だと思っていること、これからやっていきたいことをそれぞれ率直に話してとても良い雰囲気でした。僕がいたチームだけじゃなく、全体が非常に熱気がありました。こういうディスカッションはすっごい楽しい。
全体を通して僕が感じたのは、まずチームとして改善を意識して仕事をしている人たちがとても輝いているというか、ポジティブな姿が素晴らしいと思いました。僕は普段一人プロジェクトで仕事をすることが多いので、なかなか共同作業をする機会が無いんですよね。なのでプロジェクトに対してチームで対応し、その中でチームが幸せになれるように様々な改善方法にチャレンジするというのは、とても楽しそうで羨ましかったです。
それからアジャイルなソフトウェア開発というのは、旧態のソフトウェア開発が組織視点(企業が改善したいことを、企業として要件定義し、企業が開発する)であるとすれば、アジャイルなソフトウェア開発は人視点(顧客担当者が改善したいことを、顧客担当者と開発者が一緒になって要件定義して、顧客担当者と直接接する開発者が開発する)ということなのかなと思いました。開発の現場が(様々なツールや手法やコミュニケーションによって)改善されてスピードアップする、その結果顧客担当者の要求にも迅速に対応できる、そうすれば開発側も顧客側も幸せになれるよね、という感じかなと。リーン本に書いてあったとおり、結局は「人こそすべて」なんですよね。ソフトウェア開発者に限らずIT技術者というのは、機械と仕事しているわけじゃなくて、人と仕事をしているんだと、そこは間違わないようにしたいと思います。
最後に、ワールドカフェで同じチームだったアンベさんが熱く語った「Agile="想い"」という言葉が非常に印象に残りました。覚えておきます。
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
posted with AZlink at 2011.6.30
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