「東海道五十三対展」を観てきた

映画を観た後は美術鑑賞。同じららぽーと豊洲内にある平木浮世絵美術館に行ってきました。

今月の展示は東海道五十三対展。これは僕の好きな歌川派の絵師三名(国貞、国芳、広重)による、東海道宿駅をモチーフにした競作集です。三代豊国を襲名(というか名乗った)するほど人気の高かった国貞が一番作品数が少なく、国芳と広重がメインです。が、まぁ僕は広重は風景画はともかく人物絵はあまり好みでは無いんですよね。全体的には歌川派らしい描き方なんですが、細かい部分が甘かったり(睫毛が描かれていないものが多かったり)構成が教科書的過ぎて、僕が感じる面白みが無いんです。その点国芳は大胆な構図、詳細な線、時にコミカルを交えた顔立ちと、すごく僕好み。国貞も好きなので作品数が少なかったのは残念ですが、国芳作品をいっぱい堪能できて良かったです。

本展示は3/28まで。また来月になると新しい展示が始まるので、それも楽しみです。

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