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札幌Ruby会議02に参加してきた

12月5日(土)に開催された、札幌Ruby会議02に参加してきました。スタッフの皆さん、お疲れ様でした!スピーカーの皆さん、ありがとうございました!超楽しかったです。

当日はRuby札幌のイベントらしく和気藹々とした雰囲気でした。一番前の机に陣取れたため、プレゼンも見やすくて良かったです。やっぱり勉強会では座席確保が重要ですね。自重せずどんどん前に出る意気は大事です。あと、いつもの事ですけど、Ruby札幌のイベントに出るとMacBookが欲しくなります。
懇親スイーツタイムにはGINZA Petit Custaのプチたい焼きを持参しました。結構評判が良かったようなので嬉しいです。僕自身白いたい焼きとかケーキとか頂いてしまいました:) 大変美味しゅうございました。

以下僕のメモ。


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●Techセッション1 「tDiary annual report 2009」 : 柴田 博志(hsbt) - tDiary.org
・(参考)札幌Ruby会議02に参加してきた - HsbtDiary(2009-12-05)
・tDiaryをイントラで使うのはオススメ。
・tDiaryによるRuby1.9普及作戦
 →1.9はいつか使わなくてはいけない。
 →「アプリが1.9対応しているからRubyも1.9にUpgradeしちゃおう」とさせる。
・tDiary 2.3.2→Ruby1.9サポート、2009/05/08リリース。
・1.9での対応
 →非互換部分
 →compatible.rbで吸収
 →文字エンコーディング
 ・magic commect
  →先頭にmagic commentを一括指定してencodingを明示
 ・外部コーディング
  →Encoding:default_external
・tDiary会議01
 →ユーザ・コミッタから要望を吸収
・feature→testing framework
グスタフ問題→レビューが進まない

●Techセッション2 「知らないと損をするSmalltalk」 : sumim - squeak-ja
・(参考)札幌Ruby会議02「知らないと損をするSmalltalk」の仮想空間を再現するためのコード - Smalltalkのtは小文字です
・Smalltalkのtは小文字です、これ重要
・オブジェクト指向→「メッセージング」と「抽象データ型」
・SmalltalkはRubyにも影響→ブロック型呼び出しとか
・SmalltalkなRuby処理系
 →RubiniusMagLev(永続的)
・Smalltalk発Ruby新機能
 →Traits、Classboxes
・Smalltalkは自然都市
・Smalltalkを学ぶには→本より経験

●Techセッション3 「RubyでPostgreSQLとお話する方法」 : 石田 朗雄 - 株式会社サイクル・オブ・フィフス
・(参考)札幌Ruby会議02で発表してきました - iakioの日記 - postgresqlグループ
・プログラムからSQLを実行→クラ/サバのソケット通信
・libpqを使うものと直接SQLにアクセスする2パターンのライブラリがある。
・ruby-postgres→libpq、メンテされてない
・postgres-pr→PureRuby、メソッド少ない
ruby-pg→libpqラッパー、メソッドが大量
 →メソッドの調査→libpqのドキュメントを読むのが手っ取り早い

●「レシピに書かれていないこと」 : 須藤 功平 - 株式会社クリアコード
・(参考)札幌Ruby会議02: レシピに書かれていないこと - ククログ(2009-12-07)
Rabbit→プレゼンツール
milter manager
・たい焼きは「柳屋」
Sinatoraはdarashiさんがオススメしてる
・ライブコーディング(poppler,cairo)
・(メモ)コーディングが非常に早いことについて、mrknさんがEmacsのdynamic abbreviationによるものじゃないか的なことを言っていた。Emacsは全く使ってないのだが、ちょっと試してみたい。

●プラットフォームワークショップ枠1 「Ruby における 2038年問題の解決」 : 田中哲 - 産総研
・Unixのtime_t型→1901年12月14日~2038年1月19日までしか扱えない→2038年問題
・夏時間は複雑
・(メモ)自然・人間・技術というアプローチは面白い。
・(メモ)設計の過程→結果→実装を聞くと勉強になる。

●Lightning Talks
どれも面白かったのですが、「カーリングとRuby」が美味しいところを総取り、という感じでした。日本Rubyの会会長・高橋さんの「手を上げる勇気、上げ続ける勇気、下ろす覚悟」という言葉が印象に残ったのでメモを取ってありました。LOCAL学生部のプレゼンも素晴らしかったです。

●プラットフォームワークショップ枠2 「高アクセス数のWEBサイトをRuby on Railsで構築、運用するためのTips基礎編」 : 沼田 一哉 - (株式会社エストコスモ | プラットフォームワークショップ)
・(参考)誰も褒めてくれないから自画自賛する日記(2009-12-07)
・cacheを積極的に利用
・WebサーバのCacheを活用→mod_disk_cache
・ブラウザのキャッシュを使う
・load balancing→Reverse Proxyの導入、apache+mod_proxy_balancer
・DBで出来る事→VIEW,INDEX
・DBのスケール→クラスタ、Proxy、レプリケーション
・StorageのI/O→CPU使用率よりディスクI/Oの影響を受ける場合が多い
・Railsの機能→セッション、active_record_storeは遅い。memcachedが良い。
・Webサーバ→DoS対策、mod_reversive

●ビジネスセッション1 「大学教員はレシピ先輩たりうるのか -- レシピ先輩製造機としての大学教員(仮)」 : 谷口 文威 - (Ruby札幌 / 北海道情報大学)
・(参考)札幌Ruby会議02で発表しました。 - noplans_rubyの日記
・collaborative→議論、役割分担、解決への過程
・challenging→興味のある課題、トライ&エラー、難易度(達成できそう、と思わせる)
・(メモ)教育に対する話で、学校だけじゃなく社員育成にも活用できそうな内容でした。

●ビジネスセッション2 「Ruby/Rails導入への道」 : 前田 智樹 - (Ruby札幌 / 株式会社アンタス)
・(参考)札幌Ruby会議02で発表しました - tmaeda 日記・Foot in the door→小さな要求が通れば大きな要求も通りやすい
・(メモ)「パターン、Wiki、XP」読まなきゃダメだなと思いました。

●ビジネスセッション3 「GitHub と Jekyll でつくる静的 Web サイト」 : 設樂 洋爾 - (Ruby札幌 / 株式会社えにしテック)
・Github、Jekyll、githubpages、linode
・(メモ)やはり入門Githubは買うかな。

●「多様化するRubyの処理系の現在」 : 笹田 耕一 - 日本Rubyの会 / 東京大学
・(メモ)たくさんあるなぁ、と思いました。僕はRuby本体以外使った事無いんですけど。

●「Welcome to The Desert of The Real」 : 角谷 信太郎 - 日本Rubyの会 ||(株)永和システムマネジメント
・(参考)札幌Ruby会議02でお話しました:"Welcome to The Desert of The Real" - 角谷HTML化計画(2009-12-05)
・(メモ)角谷氏のプレゼンは、適切且つ面白い例えを交え、色々な人の発言をふんだんに引用し、更にその日にあった各プレゼンを混ぜ込んで、そして感情が伝わる手や身体、視線の動き。熱い。すごく好きです。
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