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鑑賞:スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

旧3部作、新3部作、計6作品を持って完結したスター・ウォーズ。補完的位置付けでアニメ化されたクローン大戦が3Dアニメーションで劇場作品化というニュースを聞いたとき、歓喜と共に失望したファンも多かったのではないでしょうか。3Dアニメーション作品が大成功を収めた例はほとんど皆無と言ってもいいかと思います。スターシップ・トゥルーパーズしかり、アップルシードしかり、賛否が別れる場合が多いですよね。クローン大戦についても、劇場作品化が発表されたとき、「あぁ地雷かなぁ」と思ったのも確かです。しかし、やはり一ファンとして観ずにいられない。という訳で劇場まで足を運んで来ました。

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

札幌シネマフロンティアの、モーニングショー(平日午前中初回に付き\1,200)とはいえ、観客は僕を含めて5人。僕、40代男性、30代カップル、そして30代女性(女性一人でクローンウォーズとか超タイプ。結婚したい)
こりゃやっぱり地雷かなぁと思いつつ、コーラLサイズ片手に鑑賞したのですが...

いやナメてました。これはちゃんとスター・ウォーズです。疾走感のあるカメラワーク、コミカルさを含んだ脚本や台詞、動きの早い戦闘シーン、そして魅力的なキャラクターとメカ!ドロイドがややコミカルすぎた感もありますが(笑)スター・ウォーズの魅力であるあの雰囲気をちゃんと帯びていました。新キャラクターのアソーカも魅力的なキャラ立ちしてました。

確かに実写の各俳優を多分にデフォルメ化した3Dキャラクターに違和感/嫌悪感を帯びる方もいるでしょうし、アニメってだけで毛嫌いする人もいるかも知れません。でもスター・ウォーズが好きならそんな理由で観ないのは勿体無い。ファンにはおススメできます。僕は見ている最中も見終わった後もずっとニヤニヤしてました。あぁ最初から見直したい...

なお、本作はクローン・ウォーズ「シリーズ」の1話という扱いで、残りはカートゥーン ネットワーク等で放映される予定とのこと。DVD化されるのを待つしかないんでしょうかね。でもクローン大戦のDVDもレンタルDVDショップにほとんどないからなぁ。劇場でもやってほしいなぁ。

スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2005-06-25)
売り上げランキング: 1871
おすすめ度の平均: 4.5
5 非常に良く出来た3部作。
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