スキップしてメイン コンテンツに移動

毎日ジムに行き続けるためのたった一つのコツ

はじめに

僕のジム歴には2つの時期があります。1回目は30代前半の頃に3年ほど通っていて、その後仕事が忙しくなって行けなくなりました。2回目はコロナ禍になってから通いはじめて、現在では約2年半通い続けています。週4-5、多い時で週6、のペースです。

僕のようにジムに通い続けるのが苦じゃない人もたくさんいますが、逆にジムに通い続けられない人もたくさんいます。家族や友人でもたくさん悩みを聞きました。

僕が考えるに、毎日ジムに行き続けるためにはコツがあります。それもたった一つだけです。「ジムに行くための工数を減らす」ことです。工数とは、つまり準備することの数ですね。必要な準備が減れば減るほど、ジムに行くための心理的抵抗感も減るし、極限まで減らせば思考ゼロで無意識のうちにジムまでたどり着けます。僕の場合だと、朝起きてからジムに行ってトレーニングが終わるまで、ほぼ何も考えません。淡々とルーチンをこなすだけです。

そこで、ジムに行くための工数を減らす、いくつかのTipsをご紹介します。

ジムに行くための工数を減らすTips

朝イチで行く

もしあなたが夜に仕事が終わったあとでジムに行く場合、朝起きてからジムに行くまでにどれだけのタスクをこなしているでしょうか?起床、朝ごはんの準備、食事、後片付け、身だしなみ、出社、仕事、ランチ、仕事、帰宅、晩ごはんの準備、後片付け、e.t.c.。これらが全て終わった頃にはもう疲れ果てていて、ジムに行く気力なんて残っていないのではないでしょうか。

僕のオススメは朝イチでジムに行くことです。朝イチであれば、何のタスクをこなす必要もありません。起きたら行くだけ。大きな工数ゼロです。面倒くさいなって思う前に行動する。疲れを感じる前に行く。

朝イチで行くことが、ジムに行くための工数を最も減らせる手段です。

ジムウェアを着たまま寝る

ジムに行く前に、着替えに時間を掛けたくない。であれば、最初からジムウェアを着たまま寝ちゃえばいいんです。

どんなに寝汗をかいたってどうせ翌朝にはジムで汗をかくんだから関係ないし、毎晩新しいジムウェアで清潔に寝られます。寝間着を使わない分、洗濯物の量も減らせます。そして朝起きてから着替える手間が完全に省けます。良いことづくし。

持ち物は前日に用意しておく

これはもう当たり前のことなんですが、ジムに行くために必要な持ち物は前日寝る前に用意しておきます。ジムバッグにグッズやシューズを入れるだけではなく、最近だと必要なマスク、車や自転車の鍵、ジムウェアの上に着るジャージやスウェット類、ソックス、イヤホン、などなど。

朝起きてから何かを探したり出したりする作業が発生しないよう、全て前日にまとめておき、置き場所も固定化しておきましょう。

起きてから家を出るまでの作業を固定化する

朝起きてから何をしたら良いのか考えるのは無駄なので、起きてから家を出るまでにやるべき作業を固定化しておきます。僕の場合だと、起床→トイレ→体組成計測→プロテイン、クレアチン、ファットバーナーを飲む→イントラワークアウトドリンクを作る(BCAAとマルトデキストリン)→着替え→マスクとイヤホンと車の鍵を持つ→外出、です。他のことは一切しないし、アレをしようコレをしなきゃと考えることはありません。脳の使用回数ゼロ。

起きてから家を出るまでの作業を固定化してしまえば、あとは数回ルーチンをこなせば完全に無意識でも外出できますし、忘れ物をすることもありません。

トレーニングメニューを決めておく

ジムに行ってから何をするのかやどの器具を使うのかを考えると面倒臭くなってしまうので、事前にトレーニングメニューを決めておき、後はそれを実施するだけの状態にしておきます。

僕の場合はStrongというアプリを使っていて、これにメニュー内容、順番、重量、レップ数を登録してあります。もちろん重量やレップ数は日々変化するので実績を記録しておき、当日は体調などを加味してアップダウンさせています。

ちなみに僕の場合は4分割(胸/二頭、脚、肩/三頭、背中/腹)で、高重量低レップと低重量高レップの2種類、合計8つのメニューセットを用意しておいて、これを順番に実施しています。

こうしておけば、ジムに行った後にアプリを開くだけですぐにトレーニングを開始することができます。何も考える必要はありません。

聴く音楽を固定化する

ジムではノイズキャンセリングイヤホンを使って音楽を聴いている人も多いかと思います。これも、その日に何を聴こうか考えるのがめんどいし、そんなことに時間を掛けたくありません。

なので、いつも聴く音楽は固定です。具体的には、最初にYOUNG HASTLEのHASTLE & FITNESSを聴いて、次に般若のIRON SPIRITを聴きます。

音楽を固定化するメリットは、前述の通り音楽を選択する工数が省けることと、トレーニング中の時間経過が把握しやすいこと。僕の場合だとIRON SPIRIT収録のWorkout (Remix)を聴いてるあたりでざっくり1時間経過しています。同じ音楽を繰り返し聴いていると飽きないか?と思われるかもしれませんが、トレーニング中の音楽はBGMなので特に意識を向けていないため、飽きを感じることはありません。

朝ごはんは前日に作っておく

ジムに行って帰ってきてから朝ごはんを作る事を考えるとうんざりませんか。なので僕はジム後に食べる朝ごはんは前日に作っておきます。というか、翌日の全てのご飯を前日に作っておきます。

これは料理にかける時間と手間を省くと同時に、栄養管理が容易になるメリットもあります。

さいごに

以上が、僕が実践している毎日ジムに行き続けるためのたった一つのコツと、そのためのTipsでした。みんな〜筋トレしようぜ〜。


このブログの人気の投稿

初めての給与交渉で意識するべき6つのポイント

本記事は、社会人となって1〜3年目くらいの方が、給与アップのためにどのように考え、どのようにアクションするべきなのかを、僕の経験を踏まえてまとめたものです。 背景として、僕が初めて働いたIT企業は、年棒制で給与交渉は各自が行うものであり、年次で成果レポートと希望する年収額を会社に提示し、それが査定されて翌年の年俸が確定する、という制度でした。なので僕自身は若い頃からずっと給与交渉をし続けています。 大前提:給与とは与えられるものではなく勝ち取るものである 給与は勝手に上がるものではありません。自分の努力や成果を誰か(=会社や上長)が適切に判断し公平に給与を払ってくれる、なんてことはありません。何故なら多くの仕事は定量的なだけでは評価できず、そこに定性的な判断を必要とするからです。そして人間に公平で完璧な意思決定を求めるのはそもそも無理です。人間は感情的で、多くのバイアスを持ち、その時々のコンディションで常に意思決定が歪みます。だからこそ、定性的な評価に関する成果は、被評価者自身が自らアピールしないと評価者に正しく伝わりません(ただしアピールしたところで正しく伝わらないこともあります) もちろん定量的なだけで評価できる仕事は世の中にはあるし、その場合は給与はその成果に比例して決まり、人間の判断は必要としません。でもそうではない、定性的な評価が含まれる仕事をしているのであれば、自ら自分が何をし、どのような成果を出したのかを、きちんと会社に伝え、その分の給与を要求する、というアクションが必要になります。 大前提:給与は会社が儲かっていないと上がらない これもまぁ当たり前ですよね。会社は利益が出てるから社員に投資できる=社員の給与を上げられるわけで、利益が出てなかったらその個人がどんなに頑張ったところで給与は上がりません。何故なら給与を上げるための原資が無いからです。 だから、利益が無い会社に所属しているのであれば、給与交渉はそもそも無駄です。だって交渉しても上がるわけないし。その場合は、給与アップが必須なのであれば転職を検討するしかないし、給与アップしなくてもメリットがあるのであればその会社に在籍し続ける、という選択が必要になります。 目標と現状のギャップを把握する 具体的な希望も無く「給与上げてください」と言うのは給与交渉ではありません。これだと会社もどのくらい上げてほ

40代の減量戦略 〜体重-14kg、体脂肪率-12%を実現した具体的な方法〜

コロナ禍はもちろん辛い時期ではあったけど、生活習慣が良い方へ大きく変わた時期でもあった。具体的には食生活がほぼ自炊になり、酒量が減り、ジム通いを再開し、マラソン大会にも定期的に参加した。そんな中で一念発起し、きちんと減量に取り組んで、体重75kg→61kg(-14kg)、体脂肪率25%→13%(-12%)を実現した。 具体的な体重遷移は以下。2020年12月がMAXの75kg、その後減量とリバウンドを繰り返しつつ70kg前後を推移、2022年後半で一気に落とし、2023年1月30日時点で61kgとなった。 そこで、その具体的な方法をお伝えしたい。減量とは3つの要素の組み合わせだ。 食事 運動 休養 この順番はそのまま優先順位でもある。それぞれについて以下に説明する。 0.プロにアドバイスをもらう 3つの要素と言ったがあれは嘘だ。すまない。もっと重要なことがある。それはプロにアドバイスをもらうことだ。 WHO NOT HOWという本がある。 WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」  posted with AmaQuick at 2023.01.21 ディスカヴァー・トゥエンティワン (2022-05-27T00:00:01Z) ダン・サリヴァン(著), ベンジャミン・ハーディ(著), 森由 美子(翻訳) Amazon.co.jpで詳細を見る 要約すると、起業家や経営者がやるべきことはビジネスを成功させることだけれど、人は皆スーパーマンではなく、得意なことと不得意なことがあるんだから、得意なことは得意な人に一任することが大事なんだよ、という内容の本。 これは減量についても同じ。本を読んだりYoutubeで動画を見て、実際に減量出来たのであればそれはそれで構わないし、そういう人はこのブログ投稿を読まないだろう。 自分で学んで、自分でチャレンジして、それでも減量出来ないのであれば、素直に投資してプロのアドバイスをもらったほうが効率が良い。具体的にはパーソナルトレーナーだ。パーソナルトレーナーは運動生理学やスポーツ栄養学などについて学び実践してきた人

最近、僕と妻の仲が良い

SNSでは書きましたが、先日長女が大学を卒業し、同時に結婚しました。僕には3人の子供がいるのですが、これで1人は結婚して家を出て、もう1人は就職して家を出て、残りは高校1年生(4月から2年生)の次男のみとなりました。 で。子どもたちが自立していく状況になってから、僕と妻の関係性が良くなりました。元々良かったんですけど、なんというか、更に仲良くなってきたんですよね。 これってなんでだろう...って考えてたんですが夫婦の状況の変化によるものなんだろうと思います。 結婚した当初は恋愛感情が関係性の大きな理由になります(これは恋愛結婚の場合なので、お見合いや相談所経由での結婚の場合は違うのかも知れません) 子供が出来て子育てが始まると、子供を含めた家族をいかに良い形で運営するか、そして外圧から以下に守るか、が関係のベースになります。 そして子供が自立していくと、そこにはまた夫婦二人が残ります。そうすると、これから一緒に老いて、そして死んでいこう、という覚悟が定まるんですよね。 僕も若い頃は老いってあんまり分からなかったんですが、いざ自分が中年になると、いろんな老いを感じます。肉体的には白髪や顔の皺や老眼といったものから、体力の減少、筋肉の付きづらさ、脂肪の落ちづらさ、などなど。精神的には感情の揺れ幅が少なくなって、怒ったり悲しんだりといった発露をしなくなったり。 当然その先には死があるわけです。今この老いかけの時期から死まで長ければ50年くらいあるんですが、子どもたちが自立しつつある今となっては、そこを一緒に過ごすのは僕にとっては妻しかいないし、妻にとっても僕しかいない。それが「これから一緒に老いて、そして死んでいこう、という覚悟」となり、そしてお互いに関係性を良くしよう、よく保とう、というモチベーションになるんだな、と思っています。 そんなわけで、最近僕と妻は仲が良いです。というノロケでした!!以上!!! 妻は俺の嫁 posted with AmaQuick at 2023.03.25 smokeymonkey (2013-10-15T15:00:06.000Z) smokeymonkey(著) Amazon.c