愛車2台を手放した

 僕には2台の愛車があった。モンキーとビートだ。

しかし、本日、2台とも手放した。理由はコロナ禍だ。

モンキーを購入した理由も、ビートを購入した理由も、それぞれの車種の大ファンであることはもちろんだが、妻と別々に行動する機会が増えたことが一番大きい。毎週月曜日から金曜日まで出張し、土日はサッカー少年団の指導で外出する、という生活では、ファミリーカー1台では足りなかった。妻も使うからだ。妻に迷惑をかけずに外出するために、最初にモンキーを購入し、その後出張でも使えるようにセカンドカーとしてビートを購入した。

しかし現在、モンキーもビートも全く乗っていなかった。コロナ禍の影響で出張禁止となってはや半年、ビートは月に1〜2回乗る程度。サッカー少年団の指導者も辞めた今、モンキーは置いてあるだけになっていた。そして今後も以前ほど多くの出張は無いし、サッカー少年団の指導者に戻ることもないだろう。さらに言えば、会社でもそこそこのポジションで、かつ十代の子供が3人いる現在、バイクの運転で事故にあった場合のリスクが大きすぎて、気軽には乗れなくなったのも、モンキーを手放す理由の一つだ。正直、維持費は大した問題ではないんだけど、使いもしないものを持ち続けることが効率的ではないと判断した結果の売却になる。

すごく愛着があった2台なので、今めちゃめちゃ喪失感に襲われている。
しかし、結局の所、40代の僕は今後様々なものを失ったり無くしたり手放したりしなきゃいけないし、その喪失感に慣れることも人生に必要な経験なんだと思う。もう僕の人生は持ち物を減らすフェーズに来ているのだ。

だから僕は、愛車に別れを告げ、それでも明日から生きていく。

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