完全自律型組織って面白いと思うんだけどなあ、最適では無いしアウトプットが最大化されることは無いんだろうけど、誰かに頼ることなく自分たちの力で仕事をするって超楽しいんじゃないかなって。って書いてて思ったけど、僕は昔から上司が必要だったことがないので、こういうのは特殊なのかも。— すもけ (@smokeymonkey) November 20, 2018
完全自律型組織の定義として逆に言えば「上司なんかいりません」ってメンバーだけでそういうチームを立ち上げれば良いのか。既存のチームを改革するより上手くいきそう。— すもけ (@smokeymonkey) November 20, 2018
- ピープルマネージャー不要
- 完全セルフマネジメント
- プロジェクトや課題に対して動的にタスクフォースを構成
- タスクフォースのリーダーやシニアメンバーのコーチングは必要
- 合議ではなく、それぞれがオーナーシップを持って進める
なぜピープルマネージャーを不要としたいかというと
- マネジメントコストを最小化したい
- そもそも全員がセルフマネジメント出来るメンバーであればピープルマネジメントなんて不要なはず
- リーダーシップとオーナーシップを徹底したい
ピープルマネージャーがいることで組織の最適化やアウトプットが最大化されるというメリットがある反面、どうしても最終判断をピープルマネージャーに委ねなくてはいけないシーンが発生するので、最適化を損ねてでも権限委譲を推進する、という方法もあるのではないかと思います。
そして権限委譲したい一番の理由は「主体的に仕事をしたほうが面白い」という僕の感覚で、誰かに指示されたり許可されたりしながら働くのって面白くないし、自分でガンガン仕事したほうが楽しいんじゃないかなと思うわけです。
さらに言えば、マネージャーという役職を権威化したくないのです。以前も書いたけど部長や課長というのは役割でしかなく偉いわけでもなんでもありません。組織上必要だからその役職があるわけで、必要無いなら部長なんていらないし、当たり前だけど平社員のほうが業務上のパフォーマンスが出てるなら部長より給与が高くても良いはずです。なのに何故か役職が権威化しがちで、キャリアスパイラルの上位に位置づけられていたり、給与が高かったりする。じゃあ全員がセルフマネジメントが出来ている組織であれば、ピープルマネージャーがなくても良いのではないかと思いました。
ピープルマネージャーがいない場合に一番課題になるのは人事考課で、ここに完全相互評価の仕組みがあれば完璧だろうと思うのですが、そこはまだ検討が必要な部分ですね。
ただ、上記Twitterの通り僕は上司が必要だと思ったことがないタイプなんですが、誰もが僕のような考え方をするわけじゃないので、全ての組織を完全自律型にするのは難しいだろうなとも考えています。
という思考実験でした。