読了:「アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略」


マーケティング戦略において重要な、以下にソレに気づいてもらうか、ずっと見続けてもらうか、ファンになってもらうか、という要素を「注目」という要素と「トリガー」という手法に基づいて解説している本。心理学に近いものがあるけれど、多くの情報源に細切れにされる個々人の時間をいかに自分や自分が提供する製品/サービスに集中させるか、という点でとても勉強になる本だった。セルフブランディングという点でも役立つ内容だったと思う。

残念ながら「良い物は売れる」「良い人は人気が出る」といった牧歌的な時代は終わり、「どう売るか」「どう人気を作り出すか」といった、何をやるにしても戦略が必要な時代になったのは事実。その上でこういう原則論と手法を学ぶのは必要なんだと思う。とりあえず僕も赤いスーツでも着るかな。

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