読了:[アジャイルサムライ]、[リーン開発の現場]
有り余る余暇(有給休暇)を使って買ったまま読んで無かった本の消化をした。
今更ながらアジャイルソフトウェア開発について一から学びたいと考えたとき、何を読んだら良いのかと何人かの人に聞いたが、皆「アジャイルサムライ」を挙げた。そして読み終わったときその理由が良く分かった。「アジャイル」の考え方から進め方、手法まで、広く理解出来る。かといって入門書のように概要だけで終わることなく、本質に繋がる言葉できちんとまとめられている。一度だけでなく、手元に置いて何度も読み返すようなタイプの本。僕のようにソフトウェア開発に携わった経験の少ない人にも分かりやすい、良い本だった。
僕個人としては第四章であるプロジェクト運営に関する章が一番身近で読んでいて面白かった。また第五章のアジャイルソフトウェア開発のプラクティスについてもキーワードとしてしか認識していなかった部分なので、例を挙げた記述によってざっくりとだけど理解出来たように思う。
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今更ながらアジャイルソフトウェア開発について一から学びたいと考えたとき、何を読んだら良いのかと何人かの人に聞いたが、皆「アジャイルサムライ」を挙げた。そして読み終わったときその理由が良く分かった。「アジャイル」の考え方から進め方、手法まで、広く理解出来る。かといって入門書のように概要だけで終わることなく、本質に繋がる言葉できちんとまとめられている。一度だけでなく、手元に置いて何度も読み返すようなタイプの本。僕のようにソフトウェア開発に携わった経験の少ない人にも分かりやすい、良い本だった。
僕個人としては第四章であるプロジェクト運営に関する章が一番身近で読んでいて面白かった。また第五章のアジャイルソフトウェア開発のプラクティスについてもキーワードとしてしか認識していなかった部分なので、例を挙げた記述によってざっくりとだけど理解出来たように思う。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営 Henrik Kniberg,角谷 信太郎,市谷 聡啓,藤原 大 オーム社 売り上げランキング : 19318 Amazonで詳しく見る by AZlink |
リーンソフトウェア開発を実際の開発現場に適用したときの具体例を中心に、どのような手法を用いたのか(その中心がカンバン)、そしてどんな結果が出たのか、もしくは出なかったのか、がとても分かりやすく語られた本。「アジャイルサムライ」で考え方を学んだ後に読んだから、とてもしっくり入ることが出来た。
特に「この方法は『このプロジェクトでは』うまく良い結果が出なかった」というストーリーが真摯に語られているのはとても価値があることだと思う。まさに「事例としての物語」であり、同じようにアジャイルやリーンといった考え方を自分たちのプロジェクトに適用したいと考えたときに、そのプロジェクトにあった形で改善を行えば良いのだ、という指針になるものだから。
特に第一章は引き込まれることが多く、結局一日で読了したが、これも何度か読み返したいと思う。
と、いうことで明日は「カンバン・リーン・スタートダッシュ!」に参加してきます。楽しみにしています!