読了:冲方丁[オイレンシュピーゲル壱、弐、参、肆]

ライトノベル、というジャンル分けの定義をよくわかっていないのだけど、ライトノベル系レーベルである角川スニーカー文庫から発刊されてるシリーズ。このオイレンシュピーゲル・シリーズと、同じくライトノベル系レーベルである富士見ファンタジア文庫から発刊されているスプライトシュピーゲル・シリーズのストーリーがリンクし、両シリーズを集約したテスタメントシュピーゲルにてクライマックスに向かう、という構成。

で、中身は完全な冲方節。「ばいばい、アース」や「マルドゥック・スクランブル」と同じく、強大な武器を持った少女が異形の輩を相手に成長しながら立ち向かっていく、グロテスクな表現満載のSF小説。近未来が舞台であることから現時代への様々な皮肉が混ざっているところも冲方さんぽいか。主人公三人の成長物語として非常に楽しめた。

ってことで次はスプライトシュピーゲルだな、と思ったんだけど、札幌市立図書館には無いようで...困った。


オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1)オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1)
冲方 丁,白亜 右月

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