僕の「父親」スタイルについて
・企画
第一子誕生時に、僕は自分の中に「父親」になるための参考情報を持っていないことに気づきました。僕は幼少時に両親が離婚し母親に育てられた為、父親とはどういうポジションにあってどういうコミュニケーションをとる存在なのかを体験していないのです。この為自分が「父親」としてどう振る舞い、どう子供と接し、どう生きていけばいいのかが分からず、非常に不安でした。早急に「父親」スタイルを定める必要があったのです。
・設計
自分の「父親」スタイルを定めるにあたり、妻と相談した結果、「頑固親父」フレームワークを採用しました。つまり「家庭におけるトップとし、家庭内での最終判断は父親が下す」「子供を怒るのは父親」というようなものです。既に現在では時代遅れと言われることが多いフレームワークですが、世間では過去運用実績が多々あることから、初期設計としては妥当だと思われた為、本方式を採用しました。
・リリース
第一子誕生と同時に僕は「父親」としてリリースされたわけですが、運用開始2年ほど経った後、「頑固親父」フレームワークでは家庭内で支障が出ることが発覚しました。
「子供を怒るのは父親」としていたのですが、結局子供と接する時間が長い妻が怒らざるを得ない場合が多く、その上更に僕までが子供を怒ってしまうと、子供たちの精神的な逃げ場が無くなってしまうように思われたからです。
・リプレース
上記の理由により家庭内での僕と妻の役割について見直しした結果、「通常時は母親が怒る役・父親が諭す役」「重大な問題については父親がきっちりと怒る役」に改定しました。普段の細かい問題は妻が怒り、僕は何故怒られたのかを言い聞かせますが、明らかに行動に問題があり早めに修正が必要な場合は「父親」である僕から怒り、妻が諭す役としました。これにより教育にメリハリをつけると共に、子供たちの精神的な逃げ場を常に確保しておけるようになりました。
・現在の運用状況
現在のところ良い方向で運用されていると思います。日常の細かい問題(例えば部屋の片付けや靴の並べ方やご飯の食べる時の態度)についても少しずつ改善されてきているし、僕が怒るような問題についてはすぐに改善されるという効果がありました。
父・母のどちらかに限らず、親というものは結局日々改善していくしかないのですが、現在の「父親」スタイルは割と上手く使えているかなと思ってます。「父親」としての僕はリリースから10年しか経っておらず、成熟するにはまだまだ時間がかかりそうですが、これからも頑張って「父親」としての評価を上げていきたいと思います。
第一子誕生時に、僕は自分の中に「父親」になるための参考情報を持っていないことに気づきました。僕は幼少時に両親が離婚し母親に育てられた為、父親とはどういうポジションにあってどういうコミュニケーションをとる存在なのかを体験していないのです。この為自分が「父親」としてどう振る舞い、どう子供と接し、どう生きていけばいいのかが分からず、非常に不安でした。早急に「父親」スタイルを定める必要があったのです。
・設計
自分の「父親」スタイルを定めるにあたり、妻と相談した結果、「頑固親父」フレームワークを採用しました。つまり「家庭におけるトップとし、家庭内での最終判断は父親が下す」「子供を怒るのは父親」というようなものです。既に現在では時代遅れと言われることが多いフレームワークですが、世間では過去運用実績が多々あることから、初期設計としては妥当だと思われた為、本方式を採用しました。
・リリース
第一子誕生と同時に僕は「父親」としてリリースされたわけですが、運用開始2年ほど経った後、「頑固親父」フレームワークでは家庭内で支障が出ることが発覚しました。
「子供を怒るのは父親」としていたのですが、結局子供と接する時間が長い妻が怒らざるを得ない場合が多く、その上更に僕までが子供を怒ってしまうと、子供たちの精神的な逃げ場が無くなってしまうように思われたからです。
・リプレース
上記の理由により家庭内での僕と妻の役割について見直しした結果、「通常時は母親が怒る役・父親が諭す役」「重大な問題については父親がきっちりと怒る役」に改定しました。普段の細かい問題は妻が怒り、僕は何故怒られたのかを言い聞かせますが、明らかに行動に問題があり早めに修正が必要な場合は「父親」である僕から怒り、妻が諭す役としました。これにより教育にメリハリをつけると共に、子供たちの精神的な逃げ場を常に確保しておけるようになりました。
・現在の運用状況
現在のところ良い方向で運用されていると思います。日常の細かい問題(例えば部屋の片付けや靴の並べ方やご飯の食べる時の態度)についても少しずつ改善されてきているし、僕が怒るような問題についてはすぐに改善されるという効果がありました。
父・母のどちらかに限らず、親というものは結局日々改善していくしかないのですが、現在の「父親」スタイルは割と上手く使えているかなと思ってます。「父親」としての僕はリリースから10年しか経っておらず、成熟するにはまだまだ時間がかかりそうですが、これからも頑張って「父親」としての評価を上げていきたいと思います。