君達は学んでいるのは「知識」では無く「可能性」だ

三人の子供たちへ

君達は今、小学校で勉強を学んでるよね。例えば新しい漢字だったり、掛け算や割り算だったり、水や空気の変化だったり。君達は今それをすごく楽しんで勉強している。知っていることが増える事自体が楽しくて、パパに新しく暗記した掛け算の段を聞かせてくれたり、読み方の分からない漢字があったら質問してくれたりしているね。パパは君達が一生懸命勉強しているのが、凄く嬉しい。

だけどこれから5年後、君達は必ずこう思うはずだ。
「こんな勉強、何の役に立つんだろう?」
例えば古典という現代では使わない文章の読み方だったり、因数分解だったり、科学反応式だったり。「こんなの将来使わないよ」「生活に役立たないよ」「意味無いじゃん」てね。パパもそうだったし、ママもそうだった。身近な大人の人に聞いてごらん、多くの人は、一度はそう思ったことがあるはずだ。「こんな勉強、何の役に立つんだろう?」

でもね、君達が学んでいる勉強に意味が無い、なんてことは無い。君達が今学んでいるのは、将来使う知識や、生活に使う知識では無いからだ。人はみんな「何か」に対して大きな力を発揮できる可能性を秘めているけれど、その「何か」が何なのかは出会ってみないと分からない。例えばお肉ばっかり食べてる人は、1回でも魚を食べてみないと魚の美味しさに気づけないように、因数分解の天才だって、生まれてから一度も因数分解を解いた事が無ければ天才になることは無いんだ。

君達が今勉強しているのは、いろんなことを学んで、その中に君達の「可能性」を引き出すものを探す為なんだ。君達が学んでいるのは「知識」では無く「可能性」だ。

だから、その勉強は君達にとって何の役にも立たないかも知れないけれど、いつか君達が大好きなものに出会う為に、続けていきなさい。そして大好きなものが見つかったら、ぜひパパに教えて欲しい。パパは、君達が知ったことを教えてもらうのだが、大好きなんだからね。

まだまだ勉強中のパパより

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