読了:平谷美樹:[ノルンの永い夢]

ナチスの科学技術は世界イチィーッ!

大きく三章に分かれたタイムシフトSF。第一章は現代と過去を交互に語り、第二章でミックス、第三章でラストに向けて物語が加速します。科学的な理屈とか根拠がどうこう、というよりも、物語の面白さの為に勢いで語りつくしている感じ。ハードSF好きには微妙なのかもしれないけれど、第三章の疾走感は僕は好きでした。個人的にはラストをもっと丁寧に描いてくれたほうが、ハッピーエンドぽかったかなって思ったりもすますけど、全体的には面白かったです。デッカく広げた構想を使ってきちんと物語を作り上げてたなと思いました。

このブログの人気の投稿

転職のお知らせ

妻と長女とスキーしてきた

40代の減量戦略 〜体重-14kg、体脂肪率-12%を実現した具体的な方法〜