読了:小川 一水:[第六大陸]
むっちゃくちゃ面白かった!
人類が、月に、建物を建てる。メインストーリーはこれだけ。しかし科学的な設定だけでなく政治的な背景まで含めたリアリティが物語の背骨をきっちり支え、「なんか、ホントに出来そう!」と思わされちゃいます。主人公が国家や「地球政府」みたいなナショナリズムを支えに行動しそうなものでは無く、民間企業が夢と営利を支えに月へ進出するというのは、すごく読みやすさを作り上げてるなぁと思いました。
ストーリーを支えるのは多数の人物、それぞれ成長だの恋愛だの家族の確執だのいろーんな線がミックスされ、さらには企業確執、国家対立、夢と希望と愛と友情と憎悪、古典的なSFテーマのファーストコンタクトまで、まぁなんというか、盛りだくさんなエンターテイメント!燃えますなー。ラストまで含めて夢中になれました。
とくかくワクワクしながら読むことが出来ました。表紙絵が幸村誠ってのもまた...小川一水は「天冥の標」も面白いと思ったので、他の作品も読んでみたいですね。
人類が、月に、建物を建てる。メインストーリーはこれだけ。しかし科学的な設定だけでなく政治的な背景まで含めたリアリティが物語の背骨をきっちり支え、「なんか、ホントに出来そう!」と思わされちゃいます。主人公が国家や「地球政府」みたいなナショナリズムを支えに行動しそうなものでは無く、民間企業が夢と営利を支えに月へ進出するというのは、すごく読みやすさを作り上げてるなぁと思いました。
ストーリーを支えるのは多数の人物、それぞれ成長だの恋愛だの家族の確執だのいろーんな線がミックスされ、さらには企業確執、国家対立、夢と希望と愛と友情と憎悪、古典的なSFテーマのファーストコンタクトまで、まぁなんというか、盛りだくさんなエンターテイメント!燃えますなー。ラストまで含めて夢中になれました。
とくかくワクワクしながら読むことが出来ました。表紙絵が幸村誠ってのもまた...小川一水は「天冥の標」も面白いと思ったので、他の作品も読んでみたいですね。