老いは静かに降り積もる

雑談です。

僕は今31歳なのですが、自分が歳を取った分周囲も同じように歳を取るわけで。綺麗な「女の子」だった友達が「綺麗な女性」または「綺麗なお母さん」になっていったり、ここ最近は40代の綺麗なお姉さん(敢てお姉さんと呼ばせて頂きますが)とよくお会いしたり、まぁ女性の年齢を考える機会が多いわけですよ。

で、どんなに綺麗でお洒落な女性でも、パっと見すごく若く見える女性でも、どうしても年齢を感じさせられる部分ってありますよね。よく言われる箇所に目尻があると思いますが、僕としては「」が一番年齢を感じると思います。頸部だけじゃなくて、手首、足首もそう。皺が見えたり、骨ばったり、薄く血管が見えるようになったりですね。
関節部というのは、人生の中で稼動する回数が多い分、年齢を重ねる毎に消耗が顕著に現れるのかなぁ、と思ったりします。

翻って「男性の老いが顕著に現れる箇所」と言うと、ハゲ・デブ・体臭と、まぁかなりネガティブなイメージしか無いわけですが...

この「老い」を表現する言葉として、僕には「降り積もる」がぴったりきます。
「襲う」のような激しいものじゃないし、「染みる」のようなじっとりした感じじゃない。ただ日々が、人生が、深々と降り積もる。だから視覚的な変化は急激に起こるわけでは無く、ある日鏡の前で歯を磨いているときに、または目が覚めて手を顔に当てたときに、初めて気づく、そんな静かなものが「老い」なんじゃないかな、と思います。

「老い」は止めることは出来ませんが、コントロールすることは出来ると思います。年齢に応じた「老い」を上手く楽しめるような、そんな人生が送れると、きっと楽しいんだろうなぁ、そう31歳の若輩として考えています。

以上、女性からすごく怒られそうな雑談でした。


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