『浮世絵残照~明治時代木版画の名品』を見てきた

2月11日~14日と、札幌に一時帰省したのですが、出発の飛行機に乗る前に千葉市民ギャラリー・いなげに行ってきました。目的は「千葉市美術館所蔵作品展『浮世絵残照~明治時代木版画の名品』」です。



これは、現在千葉市美術館が工事により休館しているため、市民ギャラリーにて開催されているもの。
僕の目的は、歌川国芳門下であり「最後の浮世絵師」と称される月岡芳年の作品だったのですが、他の浮世絵師の作品も良いものが多く、浮世絵・木版画の奥の深さを実感させられた展示でした。小林清親の影の使い方に改めて感動したり、小原古邨の「月に梟」が躍動感があってカッコよかったり、高橋松亭の「酒匂」の異版の由来を教えてもらったり(関東大震災で版自体が焼失してしまい、新たに彫り起こしたそうです)、すごーく良い展示だったと思います。

この展示は2/21まで開催されています。無料ですし、お近くの方は是非一度行ってみると良いですよ!

尚、千葉市民ギャラリー・いなげにはちょっとした庭があるのですが、梅が咲いていました。もう春ですねぇ。

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