Twitterにおけるコミュニケーションの遷移

Twitterを始めたばかりの頃、Following/ersは10名前後。この頃は@付のReplyポスト自体は少なくても、濃密なコミュニケーションがありました。コミュニケーション重視の状況はFollowing/ersが100名くらいになるまでは続いていました。ここまでは、自分と多くの人間が繋がっていて、独り言と独り言が繋がって会話になっていく感じがありました。

100名を越えて、300名程度になると、よくReplyで会話するのは一部の人間になり、挨拶や一度二度の会話でReplyする間柄や、@無しで言及する関係が増えてきました。この頃からユーザ名とアイコンが一致しない人や、アイコンはわかるけどユーザ名が覚えられず、アイコンを変更されると分からなくなったり、そもそもFollowした覚えがまるで無いFollowingが出てきました。

500名を越えたところから、ユーザよりもTwitterという「流れ」と会話しているような状態になりました。自分がポストする場合にも、相手を想定しないものが多く、またReplyポスト数も減ってきました。Twitterという流れの中で一瞬光り輝くポストを見つけてはFavしたり@Replyしたり、また自分も一瞬光り輝くポストをしようと思うようになりました。

そのうちふぁぼったーがリリースされると、1ポスト重視の傾向が全体的に強くなったように思えます。ふぁぼったー以前のFavは、自分のお気に入りポストを登録するものとして機能していましたが、ふぁぼったー以後のFavは、そのポストに対するおひねり、賛辞的なものとして機能し始めました。ポストする側も、Favする側も、常にふぁぼったーを意識するが故に、ポストの性質も変わってきたように思えます。複数のポストに分離された言論よりも、一発芸的なネタや、一言に凝縮された真理論などが増えました。

恐らく、今後もTwitterユーザは増え続けるでしょうし、Following/ersが大幅に減ることも(僕は)無いでしょう。Twitterのコミュニケーションツール的側面はより薄まり、混沌とした情報の集積群となり、そしてふぁぼったーのような、情報の渦から効率的に情報を収集する方法が重要視される気がします。そして、今までのようなコミュニケーションはどのように維持されるのでしょう。JaikuiKnow、色々なツールがありますが、Twitterのコミュニケーション面を引き継ぐものになるのでしょうか。

07年3月にTwitterに登録してから、まだ9ヶ月しか経っていませんが、僕のTwitterの使い方は劇的に変化していきました。もうすぐ07年は終わりますが、08年はTwitterをどのように使っていくのか、または別のツールに移行していくのか...技術的革新が早いこの時代は、本当に面白いですね。

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