「未来をつくる起業家」の感想 にも書いた通り、僕は起業には興味が無いんだけど、会社ではなく事業やプロダクト、サービスの振り返りの上でリーンキャンパスが有効なのではないか、と @take3000 にオススメされたので読んだ。 Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES) posted with AZlink at 2016.9.4 アッシュ・マウリャ,渡辺 千賀,エリック・リース,角 征典 オライリージャパン 売り上げランキング: 4534 Amazon.co.jp で詳細を見る 本書ではリーンキャンパスをリーンスタートアップのためのツールとして紹介されている。リーンキャンパスは、簡潔に言うとビジネスモデルキャンパスをより顧客にフォーカスしたもので、ビジネスモデルの仮説を高速に検証出来る形で紙1枚に収まるように記述するもの。ビジネスモデルキャンパスでKey Partnersとされていた枠がProblemになっていたり、独自のとか圧倒的なといった表現が追加されていたりして、よりITのプロダクト/サービスにマッチした形になっている。その具体的な進め方が説明されていて、とても面白かった。ちょうど起業家の本を読んでたこともあって僕の中ですっと腑に落ちるところがあった。 さてと、せっかく学んだので実践に活かしてみよう。