2011/12/15

読了:アレステア・レナルズ:[啓示空間]


啓示空間 (ハヤカワ文庫SF)啓示空間 (ハヤカワ文庫SF)
アレステア レナルズ,Alastair Reynolds,中原 尚哉

早川書房
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その内部には「啓示空間」があり、驚異の科学技術が隠されているといわれる謎の空間シュラウドからただ一人生還したダン・シルベステは、リサーガム星で異星種族の遺跡を発掘中、その滅亡の原因を解く鍵として、中性子星ハデスを差し示す手がかりを得るが…99万年前の異星種族絶滅の謎、巨大ラム・シップ内の暗闘、中性子星に隠された秘密などを背景に、人類の存亡をかけた戦いをグランドスケールで描く迫真の宇宙SF。
規模がグランドスケール過ぎて非常に分かりづらい。固有名詞が大量でしかもエイリアスを複数持っていたりするので、単語自体を認識するのに時間がかかった。ストーリーが壮大な分序盤はほぼ背景の説明に徹していて、ようやっと内容がわかりストーリーが動きキャラクターに感情移入 出来るまでに500ページくらいかかる。

その500ページを我慢することが出来れば、そのあとの500ページは疾走感を持って読み進めることが出来、最後には謎解きが終わった感動を持って読み終えることが出来るだろう。ただ、まぁ正直なところ1回読んだだけだと中途半端にしか理解できていないところがあって、だからといってもう一回読むには1000ページは長いよな、と思う。

トータル的には面白かったんだけど、雑食系SF読者以外にはお薦めしないかな。逆に言えば雑食系SF読者は是非読んでみると良いと思う。古今東西さまざまなSF的要素が盛りだくさんで燃えることは間違いない。