2011/06/09

Interop Tokyo 2011に行ってきました

6/8(木)~6/9(金)にかけて、Interop Tokyo 2011に行ってきました!

Interopに参加するのは7,8年ぶりになります。昔と比べると規模が小さくなったなぁというのが正直な感想なのですが、それでもこうやって最新の技術動向に触れること、展示者の人とお話することで自分自身のスキルアップにもなることと、非常に面白い2日間を過ごすことが出来ました。今年はとにかく「IPv6」「仮想化」「防災/節電対策」の3つのキーワードだったなぁと思います。その中でも僕が個人的にグっときたものを幾つかご紹介します。


日本電気株式会社
僕が個人的に見たかったのがコレ、UNIVERGE PFシリーズです。NECのアーキテクチャ名としては「プログラマブルフロー」というのですが、つまり次世代ネットワーク制御技術「OpenFlow」の世界初対応製品なのです。細かいところは日経BP ITPro SPECIAL:世界初! OpenFlow対応の『プログラマブルフロー』が変える新しいネットワークの姿とは?をご覧頂くとして、OpenFlowといい、Ethernet Fabricといい、ネットワーク構築における概念や作法が根本的に変化して、より可用性が高くより効率的なネットワークが築き上げられる時代が近いのかな、とワクワクしています。

アラクサラネットワークス株式会社
関連:【Interop 2011】アラクサラ、40G対応スイッチや防滴仕様の製品を展示
ベースはAX1250S-24T2Cなんですが、天板が大きくなっていてポート部に水がかからないよう、また内部の基盤はコーティングされていて水滴に耐えられるようになっていました。展示スタッフの人に聞いてみたところ、やはり電気接点は防水というわけにいかないのでポート部はダメ、なので水没は無理だとのこと。ただ基盤のコーティングのおかげで埃にも強くなってそうでした。スイッチって時々廊下の天井裏とかトンデモ無いところに突っ込まれちゃったりしますし、防滴というのは結構需要があるんじゃないかなぁと思います。

ASTARO internet security
実はあまり知らないベンダーさんだったのですが、Astaro REDという製品が面白かったです。これはアプライアンスであるAstaro Security Gatewayの子となるハードウェアで、遠隔地に置くと自動的に親のAstaro Security GatewayとLayer2 VPN Tunnelを張ってくれるもの。通常支社や支店・出張所などの拠点を本社と繋ぎたい場合はルータを置いてVPNサーバを置いてクライアントを設定して...など様々な作業が必要になりますが、こいつを拠点に送りつけてルータに下に置けば、VPNサーバのみならずDHCPサーバにもなり、クライアント側の設定が不要になる、というのはなかなか楽が出来て良いと思いました。

ネットエージェント株式会社
発売当初から非常にアツいハードウェアだと思ってるPacketBlackHoleがありました。いつの間にか製品ラインナップが充実してました。さらに今回PacketBlackHole Cloudとして解析部分だけをクラウド上で行うサービスも展開するとのこと。正直こういう商品って直接利益に直結するわけでは無いので、内部統制や情報漏えい対策としてお客様が相当困っている状況じゃないとなかなか売れないんですが、個人的に導入して使いたい製品なんですよね。自社に入れてしまいたいです。

OpenBlockS
昔から有名な製品ですが、最近リリースされたらしいEasyBlocksという製品が良かったです。この手の製品はマニア向けと思われがちですが、小規模なお客様環境に一台突っ込むだけでDHCP/DNS/NTP/Proxyサーバになれて、Web管理画面があるのでお客様自身による管理が容易で、複数台購入すれば冗長化機能もあって、安い、というのはやっぱりメリットがあると思います。何より展示スタッフの方もおっしゃっていましたが、壊れにくい、というのは小規模なお客様にとってはメリットですよね。今度提案してみようかと思います。

APC
APCはCiscoブースにて展示を行っていたのですが、Switched Rack PDUの説明をいろいろ聞いてきました。この手の商品は昔からあるんですが、電源ポートごとの現在使用されている電力を表示させたり、コネクタを抜けにくくするアダプタがついてたり、色々改善されているところが素晴らしかったです。

フルーク・ネットワークス株式会社
AirCheck Wi-Fi Testerというハードウェアがめちゃめちゃアツかったです。AP一覧をチャンネルやセキュリティ状態など含めてザザーっと一覧化して、それぞれの電波強度や接続性を見やすい形で表示して、チャンネルごとに使用率や重複したSSIDを検出できたり、専用ハードウェアなだけに動きも非常に早くて、これは良いです。大規模な無線LAN敷設(例えばビル全域をカバーできるようにとか)する場合など、やっぱり干渉や野良APの存在確認なんかも必要ですからね、こういった機材があれば楽に出来ちゃいます!お値段35万円とまぁそこそこするんですけど、工事業者さんには必須なんでしょうね、こういうの。良いなぁ欲しいなぁ。

いけりり★ネットワークサービス株式会社
Riverbed社のCascade Pilotというソフトウェアを使って、サイズの大きなpcapファイルを非常に速い速度でかつ見やすく解析するデモを行われていました。Wiresharkのサイズの大きなpcapファイルを開いたりFilterしたりするとすごく重くなって画面が固まってしまったりするんだけど、サクサクと解析できて、かつグラフィカルに表示できるというのは面白いなぁ。簡易なパケット解析調査だとWiresharkで充分なんだけど、ある程度長期間パケットを取り続ける必要があったり、トラフィックが多いネットワークの解析を行うときには、このソフトウェアはすごく便利そう。グっとくるデモでした。