2010/12/01

読了:小川一水:[天冥の標 2 救世群]

第1部であれだけの投げっぱなしジャーマンをキメたにも関わらず今回も投げっぱなしジャーマン。これ、本当に完結するんだろうな...

西暦201X年、謎の疫病発生との報に、国立感染症研究所の児玉圭伍と矢来華奈子は、ミクロネシアの島国パラオへと向かう。そこで二人が目にしたのは、肌が赤く爛れ、目の周りに黒斑をもつリゾート客たちの無残な姿だった。圭伍らの懸命な治療にもかかわらず次々に息絶えていく罹患者たち。感染源も不明なまま、事態は世界的なパンデミックへと拡大、人類の運命を大きく変えていく―すべての発端を描くシリーズ第2巻。
相変わらずスピード感があるのでザクザク読めるんだけど、結局誰も幸せになれなかったな...まぁ、大長編の序章に当たるので、フリが多くなるんだろうけど。第1部で出てきた幾つかのネタの原点が説明されるんだけど、まだ全容解明とまで至らず。第1作とどう繋がっていくんだろうなー、イサリとかー。最終的には全巻一気読みしちゃうんだろうな。
単純にアウトブレイクを描いた小説としても面白かったです。小川一水ってどうも評価が大きく分かれてるみたいなんだけど、僕は好きな作家さんですね。
ヒロイン、もしくはヒロインの血筋は、後の部で幸せになれるんだろうか。僕はハッピーエンドじゃないものが苦手なので、ヒロインの幸せを祈ります。