2007/10/04

チェーンメールについて

先日、妻のところに、長男の幼稚園の同級生の母親から、チェーンメールが回って来ました。内容的には、「幼児がデパートのトイレで性的な被害にあう事件があったので、一人でトイレに入れないでくれ」というもの。
何年か前にも同じようなメールが回っていましたし、今回は北海道新聞でもデマだと報道されましたので、すぐに収束するかと思いますが、色々話を聞いたところ、チェーンメールを受け取った母親達の反応が、大きく4つに分類されることを発見しました。

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(1)そのまま信じてしまう
チェーンメールの大きな要因である、「素直な善意」者です。その事件について裏を取るようなことも無く、頭から信じてしまい、仲の良い人たちにすぐ転送してしまう。チェーンメールについての啓蒙をすることは可能でしょうが、今後も若い母親が増加していく以上、ゼロにはならないでしょうね。

(2)疑いを持つが、「こんな嘘をつくメリットは無いから本当のはずだ」と思い込む
これは興味深かったです。このメールに対し疑心はあるのですが、結局このメールの送信者には何のメリットも無い、ならば真実のはずだ、と考えてしまう。残念なことに、チェーンメールの多くは「純真な悪意」であり、リターンを求めるタイプの悪戯ではありません。しかし、このタイプの人たちには、純真な悪意が存在することが理解出来ないようです。

(3)「たとえ嘘でも、こういった犯罪は起こりえるから参考になるはずだ」と考える
このタイプは、メールについて信じてるわけではありません。しかし、実際にこういった犯罪は起こりえるので、被害の防止という意味では参考になるはずだ、と考え、メールを回してしまいます。これもある意味では善意でしょう。安全への疑念、そして犯罪への恐怖が、強くあるのでしょうね。昨今は信じられないような犯罪が多く報道されていますので、その心情はよくわかります。

(4)チェーンメールと判断する
一番の少数派でしょう。情報リテラシが高い層で、もともとインターネットに長く接している人たちですね。
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さて、このことから得る教訓は3つ。

  • チェーンメールは基本的に善意で回る。

  • 世の中には純粋な悪意が存在する。

  • 人が想像しうる犯罪は、全て起こりうる(という認識が広まっている)


一般的に、自分が送信したメールがチェーンメールだった、と一度認識すれば、後ろめたさからその後は注意深くなるようです。やはり地道な啓蒙しか無いのでしょうね。